今日はブログというより、レースの振り返り(覚え書き)。長文なので、興味のある方でお時間あるときに目を通してもらえたらと思う。
[スタート前]
前日は高橋尚子のランニングイベントに参加。3キロくらいゆっくりジョグ。その後オペラハウスでコンサートを鑑賞し、ゆっくり過ごすも結果的には2万歩は歩く。早めの夕飯(チキン、ほうれん草入りのデニッシュ)をいただき、20時には就寝体制に。浅めの睡眠を繰り返し、2時半に起床。持参したあんこでいつものあんバターサンドを食べ、地下鉄で移動(地下鉄は24時間運行)、4時半に会場入りをする。ウォームアップエリアが用意されていると期待したが、実際は吹きさらしの運動場。気温2度くらい。すごく寒くてビニールのカッパだけでは体が冷える。バナナやシリアルバー、暖かいコーヒーが用意されていたも、手持ちのジェルを飲む。お腹を壊し(当日お腹が緩くなることはいつものことだけど、危機的に壊したのは寒さのせいと思われる)トイレに3回並んでいたら、スタート時間に。6時スタート。欧米人の男性に囲まれていたので、スタートエリアは熱気で暖かかった。
[スタート~5km]
最初は下りから。スピードに乗りすぎないように控えめに走る。入りが407でいい感じと思ったら、次はのぼりで433に。アップダウンの繰り返しでペースが安定せず、ガーミンを見るのをやめる。5km通過が22分でちょっと焦る。
[5~20km]
スタート時で冷え切った体が固いまま、ストライドが伸びなくて、へんなピッチ走法になってしまっていた。抜かされることが多かったのでペースが遅いということは分かっていたけど、応援もにぎやかで楽しくて、シドニーの景色を楽しみつつ、浮ついた気持ちでもあった。「gannbatte」「go japan」「so cute」などの応援に手を振って応える。少し楽なこのペースでもいいかなという魔のささやきが聞こえていた。登りも多いけど、それ以上に下りが多いのだからペースを上げればいいのに、下りでは膝に違和感を感じて控えめになってしまう。
[20~30km]
20km通過が1:28:50で、このままずるずるいくと3:10:00くらいになるかなとよぎる。風が強くて、体の大きい欧米人を盾にするも、ストライドが合わな過ぎて走りにくさのほうが勝る。27kmくらいのところで、5分後にスタートしているサブ3ぺーサーの集団に飲み込まれる。50人くらいいそうな大集団。すべて体の大きな男性で、迫力負けして後ろに下がる。が、これについていけば3:05:00は死守できるのかと気づき、ようやく気持ちを入れてペースを上げる覚悟ができた。初めはキツかったけど、ペーサーのお兄さんが話しかけてくれたり、お水をとってくれたりしたので、がんばれた。
[30~40km]
サブ3ペーサー集団の中で走れ、風よけにもなったし、熱気に包まれて暖かくも感じ、ストライドも伸びて、いつもの410ペースを取り戻し、一番気持ちよく走れた区間。ペーサーは前に3人、真ん中に2人、後方に1人と配置され、20mくらいの縦長集団。最初は一番後ろで走っていたけど、気付けば先頭ペーサーの横で走っていた。身長180センチ以上、体重は80キロくらいありそうな男性たち。鍛え上げられた体付きはしているけど、マラソン向きではないような彼らでも、サブ3ペースでここまで走れる不思議さを感じていた。ストライドも広くて、腕振りもダイナミック、パワフルに走り、よく持つなと感心。3時間くらい気合と根性で乗り切れということか。少なくとも私の参考にはならないと悟る。
[40~フィニッシュ]
最後までこの集団に埋もれていたら、ゴールシーンに影響を及ぼすと思い、ペースを上げて集団から抜け出す。最後までアップダウンがあるので、思った以上に上がらなかったし、ラストは下りで、太ももがつりそうと思ったので出し切る感じでは走れなかったが4:00くらいにはなったと思う。両サイドの応援が最高ににぎやかで、オペラハウスが見えたときは感極まりそうになる。バンザイしてゴール(YouTubeでライブ放送されていてパパがみていたけど、私のときにCMになってしまったとのこと)、うるうるした。
[ゴール後]
写真を撮ってもらい、用意されたリカバリーエリアで支給されたランチボックスをもらう。たくさんの仲間と健闘を称えあい、余韻に浸る。けど強風とエネルギー切れでガタガタ震えだし、気分が悪くなってきたので救急テント的なところに行ってみることに。ストーブも毛布もなくてアルミシートにくるんで日に当たれといわれるのみ。仕方ないからそうしていたら、少しだけ回復。ホテルまでは徒歩圏内。熱いシャワーを浴びて、少し食べることができて、落ち着きを取り戻した。
[総括]
初の海外レースで、久しぶりの海外旅行で、気持ちが緊張しすぎて、けど楽しくもあって浮ついていて、マラソンに真剣に向き合う状態に心身ともにもっていけなかった。その辺りは仕方ないかな。
サブ3狙うと思って走りだした割には、前半気持ちが抜けたと思う。少し守りに入るいつものイケないクセがでてしまった。
8月の練習内容、9月に入ってからの状態も悪くはなかっただけに、もっと自信をもって最初からペース管理して走ればよかったと、そこは後悔している。
ただ順位的には満足。カテゴリー(45-49才)1位の日本人女性(藤沢舞さん、100kmで世界選手権に出る本物、プロ)は昨年のベスト2:38:00台で、今回は2:50:00。日本人2位は東京マラソンで3:20:00のペーサーを務めるようなベテラン。サブ3は当たり前の人だけど、今回は3:02:00くらい。からの私が日本人3位。順位的には素人がよくがんばったと思うし、タイム的にも妥当なんだろうな。
足は最後まで動いた(後半の方がより動いた)し、寒さのせいもあって呼吸は楽だったし、エネルギーはジェル(100kcal)3回(15,25,32km)摂取で十分だった。
走力(スピード、持久力、燃費)は付いてきているので、あとは一人でも走れるようにするメンタルの強化と、状況に振り回されないようにするメンタルの管理が必要という結論に達する。
あとは体つき。低体温気味になるようでは脂肪も筋肉も足りないし、もっとエネルギッシュな体つきにならないと世界では負けてしまうと思った。
以上、いつも自分用に残しておく記録。もし何かお気付きのことがあれば教えて欲しい。私に足りないものはなんだろうか、補うには何をしたらいいのか、常に考えている。
身体の回復は順調。明日にはジョグできると思う。9月いっぱいはリカバリーとリフレッシュに努めよう🤗