記録会明けの翌日。緊張感から解放された軽やかな気持ちで、朝ランしました。
いつもと同じようなコースをゆっくり１０km。何かを自分に課すわけでもなく、メニューを「やらねば」と思うわけでもなく、自分の気持ちに従って走れる自由があるときに、心の底から「走るの好き」という気持ちが沸いてきます。
福士加代子選手が、オリンピックの代表を決める最後の大会で途中棄権した翌日、宿泊していたホテルの周囲を走ったときに、「走るの好きだ」と感じたということを、記者に話したそうです。
私はこの話を聞いて、走りを本当に愛する人だからこそ、長きに渡り日本の長距離界を引っ張っることができているのだなと、嬉しく思いました。
福士選手と自分を同列に語ることすらおこがましいですが、一つの節目を越えたあとに、私も同じように「走るの好き」という感情が沸き上がり、基本に立ち返ることができてよかったです。
昨日は「記録が出せなくて悔しい」と思いましたが、今日は結果も、それまでのプロセスも含めて「走るの好き」って思います😊
そんな清々しい気持ちの今日は、公園の水遊び場に行き、キラキラする子どもたちをのんびり眺めていました。暑いけれど、暑いからこそ、そして今日はそんな気分だから、景色が輝いて見えます。
